お前、可愛すぎて困るんだよ!
そう言いきった大森センパイは、ハッとしたように時計を見た。



「え?
今、何時!?
あ、やば。



でも、まだ大丈夫!
部活やってる!!
あたし、委員会が終わったら、すぐに部活に行くつもりだったんだよね~。



ほら、あたし。
卓球部のエースだからっ!」



とまくしたてる大森センパイ。



「んじゃ、お疲れ~!」



と、片手をあげて、バタバタと走っていった。
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