お前、可愛すぎて困るんだよ!
……は?
イケメン限定だから、人選大変って……。
知るか、そんなの」



そう言いつつも、目をきょろきょろ動かしている。



「あ、でも、いた。
イケメン……。



その話、朝陽に頼んでやるから、少し待ってろ。
折り返し電話する」



碧くんが、そう言った瞬間……。



「悪いな、碧。
妃莉ちゃんは、俺がもらった~!」



と叫ぶ小嶋センパイに、腕をガシッとつかまれた。
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