お前、可愛すぎて困るんだよ!
「……え?
……えっ?」
なんだかよくわからないうちに、廊下を一緒に走らされる。
「妃莉ちゃん、忘れてるでしょ。
俺が、妃莉ちゃんのカバンを持ってるの」
そう言った小嶋センパイの言葉にかぶせるように、碧くんの声が廊下に響いた。
「朝陽っ!?
なにしてんだよっ。
戻ってこい!
おまえ、妃莉を連れて……。
どこに行くつもりだよっ!!」
……えっ?」
なんだかよくわからないうちに、廊下を一緒に走らされる。
「妃莉ちゃん、忘れてるでしょ。
俺が、妃莉ちゃんのカバンを持ってるの」
そう言った小嶋センパイの言葉にかぶせるように、碧くんの声が廊下に響いた。
「朝陽っ!?
なにしてんだよっ。
戻ってこい!
おまえ、妃莉を連れて……。
どこに行くつもりだよっ!!」