お前、可愛すぎて困るんだよ!
バチッとキレイなウインクを落とされた。



あ、そっか。



そうだった、そうだった……。




でも、妃莉……。



「お揃いは、いいです。
プレゼントは、碧くんと一緒に選びたいから」



手すりにつかまり直しながら、そう言った。



「うっわー。
傷つく。
その言葉~!」



小嶋センパイは、ものすごいしかめっ面をした。
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