お前、可愛すぎて困るんだよ!
「普段……。
どんな感じのものを好まれるのかな~って」



ひとさし指をあごにあてながら、考える。



「やっぱり、ものすごく喜んでもらいたいですものね~。
お母さんに~」



「…………」



「妃莉は~。
ありきたりですけど、お花とか、プリザーブドフラワーを贈ったり……。
アロマキャンドルとか可愛いエプロンをあげたこともあります」



「…………」



「センパイは……?
今まで、どんなものをプレゼントされたんですか~?」
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