お前、可愛すぎて困るんだよ!
大人にしてあげようか?
「妃莉ちゃんって……。
碧のどんなところが好きなの?」
『お茶しよう~』って、小嶋センパイに言われて入ったカフェ。
センパイのお母さんの母の日のプレゼント、本当に選ばなくてもいいのかな~?と心配になる妃莉の前。
小嶋センパイは、「ん?」と可愛く小首をかしげた。
テーブルにひじをつき、両手にあごをのせている。
そこに、小嶋センパイが注文してくれたパンケーキとお茶が運ばれてきた。
妃莉の前には、山盛りフルーツがキレイに飾られたパンケーキ。
センパイの前には、これでもかっ!っていうくらいたっぷりのったバナナとクリームが目をひくパンケーキが、ゆっくり置かれた。