お前、可愛すぎて困るんだよ!
そして、振り向きざま、妃莉に手招きした。



「じゃー、オレ。
風呂に入ってくるから……。
その間、碧くんを貸してあげるっ!」



「……って、翠。
俺は、ものじゃねーんだけど」



苦笑いする碧くん。



「いいの、いいのっ」



と、碧くんに投げキスをして……。



翠くんは、バタバタとリビングから出て行った。
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