お前、可愛すぎて困るんだよ!
「今すぐ家に帰したいところだけど……。
そうすると、妃莉は、家でひとりか……。



それも、かなり心配だな。



じゃあ、俺が……。
今すぐ早退させてもらうか」



あごに手をあてて、真剣に考えこんでいる。



「……っ」



どうしよ、妃莉。



これじゃあ……。



碧くんだけじゃなくて。



お店にも迷惑がかかっちゃうよ。
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