お前、可愛すぎて困るんだよ!
「……おまえに任せるのが、一番危ないんだよ」



眉間にシワを寄せた不機嫌な顔で言って、碧くんは向こうのテーブルに足を向けた。



「……っ!?
碧っ!?
友達に向かって、なんて言い草っ!!」



頬に両手をあてて、驚愕の表情を浮かべる小嶋センパイ。



でも、碧くんの姿が離れると……。



妃莉に向かって、にっこり笑った。



「すっごいね~。
妃莉ちゃん。
やっぱり、碧って、大人気の店員さんなんだ~♪」



「……え?」
< 605 / 978 >

この作品をシェア

pagetop