お前、可愛すぎて困るんだよ!
「……うん。
そうだけど……?」



なんで……。



こんなにも、翠くんは、怒った顔をしてるんだろう?



そう思いながら、話を続ける。



「センパイが、妃莉のことを心配してくれて。



あっ……ほら。
今、お家に誰もいないからって。
そんなところにひとりでいるのは心配だから、ウチにおいでよって言ってくれたの」



「ふーん。
朝陽くんが、心配ね~」
< 715 / 978 >

この作品をシェア

pagetop