お前、可愛すぎて困るんだよ!
……って。



「えぇっ!?
翠くん……。
芽生ちゃんは!?
それに……。
中学生の翠くんに、そんなことはさせられないよ」



びっくりして、翠くんの腕をつかんだ。



だって、そうでしょ?



本当なら……。



妃莉が翠くんを守ってあげなきゃいけないはずなのに。



でも、翠くんは……。



「いいの、いいの。
こんなの、男に任せなさいっ」
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