お前、可愛すぎて困るんだよ!
「でも……。
パパの仕事が、急きょ海外になって……。
でも、妃莉。
どうしても絢音学園がよくて」
「うん、うん」
はじめて、あいづちが葵ちゃんひとりになった。
片倉くんは、無言で妃莉の話を聞いている。
「で、その幼なじみの家にお世話になることになったの。
もう、転校ばっかもイヤだったし」
「ふーん」
葵ちゃんが、大きく3度ほどうなずいた。
「そうなんだ~。
だから、おじさんとおばさんか~」
「うん」
パパの仕事が、急きょ海外になって……。
でも、妃莉。
どうしても絢音学園がよくて」
「うん、うん」
はじめて、あいづちが葵ちゃんひとりになった。
片倉くんは、無言で妃莉の話を聞いている。
「で、その幼なじみの家にお世話になることになったの。
もう、転校ばっかもイヤだったし」
「ふーん」
葵ちゃんが、大きく3度ほどうなずいた。
「そうなんだ~。
だから、おじさんとおばさんか~」
「うん」