お前、可愛すぎて困るんだよ!
妃莉と違って、碧くんは、なんでもできてすごいなぁ。



そんなすごい人が、妃莉を好きとか……。



ちゅーしてくれたとか……夢みたい。



こんなの、ものすごく、うれしい。



うれしくってたまらないんだけど……。



同時に……どうしていいのか、わからない。



妃莉、碧くんに……なんて言ったらいいんだろう?



妃莉の好きって……どういうのなんだろう?



そう思っていた6月中旬のある日……。
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