お前、可愛すぎて困るんだよ!
「うん。
でもね。
おしゃべりがすっごく楽しいの。
だから、妃莉。
明日からの学校、めちゃくちゃ楽しみなんだ~」



うれしくなって、碧くんの腕に、自分の顔をこすりつけた。



「そういえば……。
ね、碧くん。
なんの本を読んでるの~?」



碧くんの顔を見てから、本に目を落とした。



「ん?
あー、これは……」



本の説明をしかける碧くん。



でも、妃莉。



その前に、大事なことに気がついちゃった!
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