お前、可愛すぎて困るんだよ!
今日してたピアスだ。



妃莉に作ってくれた、このヘアピンとお揃いの……。



そう思って、ヘアピンと碧くんのピアスを交互に見ていると……。



「あぁ。
新しく穴開けた。
気分で、いろいろオソロにできたら楽しいから」



妃莉が手に持つヘアピンをつんつんとつついて……。



碧くんは、にこっと優しくキレイに笑った。



「これから、ずっと……。
時間をかけて、ふたりのお揃いを増やしていこうね」

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