あたしは一人なんかじゃない!
でもなんか、周りの空気が重たく感じるのは気のせいですか?


若干、みんな顔が引きつってないかな・・・。


そんな中ひそひそ声が聞こえる


「ねぇ。もしかしてあの人達ってさ、椛さん(モミジ)と裕樹くん(ユウキ)よね。」


ん?
誰なのかな・・・。


そんな有名な人?


「だよね・・。どの学校に行っても学校1の不良の。」



・・・・まじ?


そんなの、あたしの最大の敵じゃなーい!


なんで・・・。




「自己紹介でもするか。」

「俺は大崎裕樹です☆よろしく☆♪」


「私は、笹岡椛。よろしく。」



なんかさ、男の方さ不良なのにテンション高いよね。

こういうのにやられると1番精神的にダメージ受けるかも・・・。



「じゃぁお前らはそこの後ろの席だ。」


って、えぇ!!


あ、あたしの後ろですか?!



まじでか・・・。


ヤバいっすよ・・。
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