【短編】抱きつきたいの!!!
「でも、スル時ちゃんとつけてたんでしょ?ゴム///」
「うん…けど破れたのかも…」
困ったな…
「あ、直樹君がね、由良ちゃんに避けられてるって落ち込んでた…」
「だって…もし出来てて直樹に堕ろせって言われたら怖く…て…」
由良ちゃんはまた泣き出してしまった。
あぁ、もう!!!
「泣くな!!由良!」
あたしが怒鳴ると由良ちゃんは驚いたみたいで目を丸くしてあたしをみた。
「由良ちゃんが泣いてても何も変んないよ?まずは直樹君に話さなきゃ!!直樹君だって不安なんだから!ね?」
「そうだね…!!直樹に話してみる…」
そして、由良ちゃんは直樹君に次の授業サボれるかメールした。