今日もあなたが。
♡×last
掃除が終わって教室を出ると零先輩の周りには1年の女子が集まっていた。
いろんな行事でも目立ってるから1年にも有名なんだよな...
「薩摩さんヤキモチですか?笑」
柚菜がからかうように言った。
「ヤキモチじゃないし...」
「自信持ちなさい!あんたは薩摩 陽菜だよ!?あの桐谷 零が認めたやつなんだから!」
最後の最後までこの子に助けられてるな。
私は零先輩の元に走って行った。
「お待たせしました!行きましょ!」
「おぅ。」
私は周りの女子に見せつけるように零先輩の腕を掴んだ。
零先輩は私の気持ちが分かったかのように私の手を握って微笑んだ。
「零先輩!?」
「ん?なに?」
「今日も明日も明後日も
ずーとあなたが大好きです!」
「俺も。」
Fin♬*゜