専業主夫日記「御主人様はやく帰ってきてぇ><;」
2月18日(月)

★土曜日のことです

御主人様とワタクシは、朝からお買い物に出かけ、お昼ご飯を食べて帰り、午後は御主人様が整体に行き、夕方はコタツでぬくぬくしてたのです。

おしゃべりをして楽しく過ごす御主人様とワタクシ。


ところが、です。

晩ご飯を食べ始めた頃から、御主人様の口数が急に少なくなったのです。

御主人様が黙るのはたいてい、眠くなったときか調子が悪いとき。

まだ夜の7時、眠いわけがないし。


あれ…?

御主人様をよく見ると、なんと顔が真っ赤っかです。

鈍感なワタクシも、すぐにピンときました。

これはマズイ。

「御主人様、すぐに熱を測ってください><;」

で、測った結果はなんと38.8℃。

御主人様は真っ赤な顔のまま、寝込んでしまいました。


★日曜日の御主人様

昼頃まで寝ていた御主人様。

食欲もなく、お粥をわずかに食べるだけです。

熱は上下を繰り返し、氷枕がすぐにぬるくなってしまいます。

でも、少しお話をしてくれるようになりました。

最悪期は脱したかもしれません。

笑点と夜のお笑い番組を見て、10時に床につきました。


「さすがに明日は残業できなさそうだね」

ええ?御主人様、明日お仕事に行くつもりなんですか?


★今日の御主人様と今夜の晩ご飯

今朝、御主人様はフツーに起きて、仕事に行きました。

熱はあまりないようだったので、ワタクシは心配しながらも、いつもどおり送り出したのです。

「今日くらいはやく帰ってきてよお」

知らん振りして出かける御主人様。




今は昼の1時半です。

ワタクシがコタツでぬくぬくしていたら、御主人様がひょっこり帰ってきました。

まだ本調子じゃないから、午前中に最低限の仕事を終わらせてきたんだって。

「明日からはいつもどおりだからね」


ああ、なんだか御主人様が隣にいると、ワタクシとても調子が狂います。

何を書いたらいいんだろ?


でも御主人様が、買ってきたゼリーとアイスクリームをおいしそうに食べてるので、ワタクシもちょっと楽しくなってきました。

このあと半分貰おうと思います♪
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