瑠璃色のCherry tree
▶Rurino.side
やっとホームルームが終わり皆ガヤガヤと騒ぎ出す。
私もはるちゃんのところへ行こうとする。
だけどさっき先生に後でこいと呼ばれてしまって行けないのだ。
私は急いで教卓の前へ移動する。
「あ、小林悪いな。」
「いえ、なんですか?」
「お前1年の期末のテスト悪かっただろう。そんで明日から補習だそうだ。」
「え、えぇ!?」
(嘘。進級して直ぐに補習なんて…!
いくら私のテストの点数がほぼ赤点だからって…それはないよ〜…)
落ち込んでいる私に先生はため息をつく。
「しょうがないだろう。あれだけ悪ければ…。進級出来ただけでも奇跡だと思え。あ、ついでにこの資料資料室へ運んどいてくれ。」
「えっ!…は、はい」
自分で運んでくださいよ〜…なんて言えるわけなくすごく重い資料を抱える
ちらっとはるちゃんの方を見てみるとこちらを見てニヤニヤして親指を立てている。
(て、手伝ってくれないの!?)
私が渋々教室から出て階段に差し掛かるとき後ろから声がした。
「ん?」
振り向くと桜河くんが息を切らしてたっていた。
「え、ど、どうしたのっ!?」
「いや、さっきちょうど小林さんが重そうなもの持って教室でてったから…危なっかしいから…」
最後らへん文章になってなかったのは気にせずというかまだ驚きを隠せない。
だってあの桜河君だよ?あの人気者で女の子がキャーキャー言ってる。ましてや男子からの人気もあるんですよ?
きっとホームルームのあとみんなに囲まれてた桜河君が私を見て抜け出してくれただなんて…………嬉しい。
ドキドキしてまっすぐ顔を見れないけど…
でも嬉しい気持ちでいっぱいで…
自然と笑顔になる。
「ありがとうっ!」
今日一番の笑顔を君に。
やっとホームルームが終わり皆ガヤガヤと騒ぎ出す。
私もはるちゃんのところへ行こうとする。
だけどさっき先生に後でこいと呼ばれてしまって行けないのだ。
私は急いで教卓の前へ移動する。
「あ、小林悪いな。」
「いえ、なんですか?」
「お前1年の期末のテスト悪かっただろう。そんで明日から補習だそうだ。」
「え、えぇ!?」
(嘘。進級して直ぐに補習なんて…!
いくら私のテストの点数がほぼ赤点だからって…それはないよ〜…)
落ち込んでいる私に先生はため息をつく。
「しょうがないだろう。あれだけ悪ければ…。進級出来ただけでも奇跡だと思え。あ、ついでにこの資料資料室へ運んどいてくれ。」
「えっ!…は、はい」
自分で運んでくださいよ〜…なんて言えるわけなくすごく重い資料を抱える
ちらっとはるちゃんの方を見てみるとこちらを見てニヤニヤして親指を立てている。
(て、手伝ってくれないの!?)
私が渋々教室から出て階段に差し掛かるとき後ろから声がした。
「ん?」
振り向くと桜河くんが息を切らしてたっていた。
「え、ど、どうしたのっ!?」
「いや、さっきちょうど小林さんが重そうなもの持って教室でてったから…危なっかしいから…」
最後らへん文章になってなかったのは気にせずというかまだ驚きを隠せない。
だってあの桜河君だよ?あの人気者で女の子がキャーキャー言ってる。ましてや男子からの人気もあるんですよ?
きっとホームルームのあとみんなに囲まれてた桜河君が私を見て抜け出してくれただなんて…………嬉しい。
ドキドキしてまっすぐ顔を見れないけど…
でも嬉しい気持ちでいっぱいで…
自然と笑顔になる。
「ありがとうっ!」
今日一番の笑顔を君に。