二百文字小説【小さな玉手箱】
《6.とあるモノの独り言 》
俺はスピードランナーだ。ライバルは二人いるが負けたことがない。
ただ太っているだけのあいつが主張しているのは腹が立つ。
背が高いだけのあいつも分刻みで走っていると豪語している。
誰ひとり俺をとめることは出来ない。抗うことすら不可能だろう。
体力がなくなったら終わりだって?
野暮なこと言うなよ。なら少しだけ遊んでみな。
そうすると俺の早さが身に沁みてわかるはずだ。
さて、今何時だ。最近はデジタルが増えたんだよな。
俺はスピードランナーだ。ライバルは二人いるが負けたことがない。
ただ太っているだけのあいつが主張しているのは腹が立つ。
背が高いだけのあいつも分刻みで走っていると豪語している。
誰ひとり俺をとめることは出来ない。抗うことすら不可能だろう。
体力がなくなったら終わりだって?
野暮なこと言うなよ。なら少しだけ遊んでみな。
そうすると俺の早さが身に沁みてわかるはずだ。
さて、今何時だ。最近はデジタルが増えたんだよな。