初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
柾貴さんにご馳走でも作ろうかと道中、ショッピングモール『レオン』に立ち寄り、食材とワインを購入した。
「行く前に柾貴さんにキチンと連絡すべきだったわね」
「そうだな・・・」
キレイに片付けられたキッチン。
柾貴さんは料理好きらしく、コンロ脇のスペースには彼こだわりのスパイスがラックに沢山並んでいた。私の知らないスパイスもあった。
「柾貴さん、凄いわね」
「最初に言っておく。俺は料理作れないから・・・食べるの専門だ」
「それはそれは…」
「眞彩が料理してる間に、俺は風呂でも沸かそうかな」
柚希は私に置いて、バスルームに行ってしまった。
キッチンに残された私は柚希の為に料理を作った。
入籍初夜のディナーは私の得意なパスタ料理。
ダイニングテーブルに二人分の料理を並べた。
柚希がワインボトルのコルク栓をワインオープナーで開けていく。
ワインをグラスに注ぎ、二人で入籍を祝った。
至福の音色を奏でるグラスの重なる音。
私の初恋の人の柚希。
初恋は実らない恋だと言われてるから、こんな日が来るとは思ってなかった。
私は嬉し過ぎて、また泣いてしまった。
「眞彩・・・」
「だって嬉しいだもん・・・柚希が私の旦那様になってくれたから・・・」
「そんな可愛いコト言ったら、料理よりも先に眞彩を食べちゃいそうだ・・・」
「柚希ってば・・・」
私も涙を堪え、ワインを飲んで自分の作ったパスタをフォークに巻いて、口に運んだ。
「行く前に柾貴さんにキチンと連絡すべきだったわね」
「そうだな・・・」
キレイに片付けられたキッチン。
柾貴さんは料理好きらしく、コンロ脇のスペースには彼こだわりのスパイスがラックに沢山並んでいた。私の知らないスパイスもあった。
「柾貴さん、凄いわね」
「最初に言っておく。俺は料理作れないから・・・食べるの専門だ」
「それはそれは…」
「眞彩が料理してる間に、俺は風呂でも沸かそうかな」
柚希は私に置いて、バスルームに行ってしまった。
キッチンに残された私は柚希の為に料理を作った。
入籍初夜のディナーは私の得意なパスタ料理。
ダイニングテーブルに二人分の料理を並べた。
柚希がワインボトルのコルク栓をワインオープナーで開けていく。
ワインをグラスに注ぎ、二人で入籍を祝った。
至福の音色を奏でるグラスの重なる音。
私の初恋の人の柚希。
初恋は実らない恋だと言われてるから、こんな日が来るとは思ってなかった。
私は嬉し過ぎて、また泣いてしまった。
「眞彩・・・」
「だって嬉しいだもん・・・柚希が私の旦那様になってくれたから・・・」
「そんな可愛いコト言ったら、料理よりも先に眞彩を食べちゃいそうだ・・・」
「柚希ってば・・・」
私も涙を堪え、ワインを飲んで自分の作ったパスタをフォークに巻いて、口に運んだ。