初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「小陽さん、カラダは回復したのかな?」
柾貴さんが呟く。
「小陽さん、具合悪かったんですか?」
「・・・先月、流産したんだ・・・」
私は言葉が出なかった。
「回復してるから・・・拓真さんのお前らを招待するんだろ?小陽さんの気晴らしになるし、遊びに行ってやれよ。柚希」
「そうだな」
リビングに戻り、ダイニングテーブルに置かれたカップを片付けていく。
「柾貴お前は知ってるのか?奈那子さんのおめでた」
「知ってる・・・柚希も知っていたのか?」
「ウチの産婦人科の待合で会ったからな・・・」
柚希の口から奈那子さんの名前を訊くと胸の奥がギュッと締め付けられた。
初めて感じる感覚だった。
柾貴さんが呟く。
「小陽さん、具合悪かったんですか?」
「・・・先月、流産したんだ・・・」
私は言葉が出なかった。
「回復してるから・・・拓真さんのお前らを招待するんだろ?小陽さんの気晴らしになるし、遊びに行ってやれよ。柚希」
「そうだな」
リビングに戻り、ダイニングテーブルに置かれたカップを片付けていく。
「柾貴お前は知ってるのか?奈那子さんのおめでた」
「知ってる・・・柚希も知っていたのか?」
「ウチの産婦人科の待合で会ったからな・・・」
柚希の口から奈那子さんの名前を訊くと胸の奥がギュッと締め付けられた。
初めて感じる感覚だった。