初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「お爺様、相馬さんの為と言え、無茶言わないで下さい」
晃祐さんは困り果て、言葉を失っていた。
「無茶は承知だ。しかし、祐早斗には時間がないんだ・・・」
「晃祐さん…ゴメンなさい」
「桐生会長のご希望に添えたいのは山々ですが・・・さすがは明日は・・・」
「相馬祐早斗は余命半年なんだ・・・準備に三ヵ月もかかられたら、困るんだ。晃祐君」
お爺様は晃祐さんに事情を説明した。
「そうだったんですが・・・相馬様が・・・」
「お二人の結婚披露宴を急ぐ事情は分かりました。明日は無理ですが・・・一ヵ月以内にお二人の結婚披露宴を執り行えるよう…努力致しましょう」
お爺様と三人で日取りは決めて、後の細かい部分は私と柚希で決めるコトにした。
お爺様は私達を残して、先に帰った。
「晃祐さん…無理言って…ゴメンなさい・・・」
「そう、謝らなくても・・・いいです・・・」
能瀬さんに教えられながら、晃祐さんは私達の披露宴内容を決めていった。
「大体は決められましたね・・・費用の見積もりは後日、新郎の柚希様の方にこの私がお渡しいたしますので、ご安心を」
「別にパソコンのメールに送付して頂ければ・・・」
「そう言うワケには参りません。
この私が受けたんです。私が責任を持ってお渡しに伺います」
晃祐さんは口調を強め、柚希に返した。
「じゃお願いします。小早川支配人」
「はい・・・柚希様。
『ドラゴンホテル・東京ベイ』スタッフ一同、お二人のご結婚を心からお祝い申し上げます」
晃祐さんは困り果て、言葉を失っていた。
「無茶は承知だ。しかし、祐早斗には時間がないんだ・・・」
「晃祐さん…ゴメンなさい」
「桐生会長のご希望に添えたいのは山々ですが・・・さすがは明日は・・・」
「相馬祐早斗は余命半年なんだ・・・準備に三ヵ月もかかられたら、困るんだ。晃祐君」
お爺様は晃祐さんに事情を説明した。
「そうだったんですが・・・相馬様が・・・」
「お二人の結婚披露宴を急ぐ事情は分かりました。明日は無理ですが・・・一ヵ月以内にお二人の結婚披露宴を執り行えるよう…努力致しましょう」
お爺様と三人で日取りは決めて、後の細かい部分は私と柚希で決めるコトにした。
お爺様は私達を残して、先に帰った。
「晃祐さん…無理言って…ゴメンなさい・・・」
「そう、謝らなくても・・・いいです・・・」
能瀬さんに教えられながら、晃祐さんは私達の披露宴内容を決めていった。
「大体は決められましたね・・・費用の見積もりは後日、新郎の柚希様の方にこの私がお渡しいたしますので、ご安心を」
「別にパソコンのメールに送付して頂ければ・・・」
「そう言うワケには参りません。
この私が受けたんです。私が責任を持ってお渡しに伺います」
晃祐さんは口調を強め、柚希に返した。
「じゃお願いします。小早川支配人」
「はい・・・柚希様。
『ドラゴンホテル・東京ベイ』スタッフ一同、お二人のご結婚を心からお祝い申し上げます」