初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
晃祐さんは書類を持っていた封筒に入れて、俺に改めて手渡した。
「晃祐さんはしっかりしていますが・・・お幾つですか?」
「柚希様は?」
「俺は二十九歳です」
「年上ですね。私は二十七歳です」
「両家の招待者リストの提出は桐生社長と相馬社長の方にお願いしているので、お二人のご友人の招待者も桐生社長と相馬社長のいずれかにご提出お願いします」
「分かりました。
眞彩と相談して早急に決めます」
「桐生家と小早川家は家族ぐるみのお付き合いしていたんですね・・・」
「はい、互いにビジネスパートナーでしたので。でも、眞彩さんと再会したのは十年振りですよ・・・」
「それは眞彩から訊きました」
「十年振りに会ったので、余りにもキレイなオトナの女性になっていたので、驚きました」
「・・・二人は何もないんですよね・・・」
「私と眞彩さんは何もありませんよ。
妙な勘繰りは止めて下さい。柚希様。眞彩さんにも失礼ですよ」
「すいません・・・眞彩、貴方のコトを凄く褒めるもんだから・・・つい」
「それでは失礼しますね。柚希様」
晃祐さんが先に椅子から立ち上がった。
「晃祐さんはしっかりしていますが・・・お幾つですか?」
「柚希様は?」
「俺は二十九歳です」
「年上ですね。私は二十七歳です」
「両家の招待者リストの提出は桐生社長と相馬社長の方にお願いしているので、お二人のご友人の招待者も桐生社長と相馬社長のいずれかにご提出お願いします」
「分かりました。
眞彩と相談して早急に決めます」
「桐生家と小早川家は家族ぐるみのお付き合いしていたんですね・・・」
「はい、互いにビジネスパートナーでしたので。でも、眞彩さんと再会したのは十年振りですよ・・・」
「それは眞彩から訊きました」
「十年振りに会ったので、余りにもキレイなオトナの女性になっていたので、驚きました」
「・・・二人は何もないんですよね・・・」
「私と眞彩さんは何もありませんよ。
妙な勘繰りは止めて下さい。柚希様。眞彩さんにも失礼ですよ」
「すいません・・・眞彩、貴方のコトを凄く褒めるもんだから・・・つい」
「それでは失礼しますね。柚希様」
晃祐さんが先に椅子から立ち上がった。