初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
(2)ドライな関係
眞彩side-
ビル群が続く通りに目立つ洋館。欧米風の格子の出窓がアクセントの素敵なカフェで柚希と待ち合わせした。
私はミルクティーを飲みながら柚希を待つ。
柚希がスーツ姿にビジネスバックを持ってカフェに入って来た。
彼は辺りを見回して私の姿を探す。
私は短く手を振り、自分がここだとアピールした。
柚希はフッと笑い、私の座るテーブルに向かって歩いて来た。
「今日の柚希。サラリーマンみたい」
「銀座のダイヤモンドホテルで医師会の集まりあったんだ…今日はその帰り」
「へぇー」
ウェイトレスが水を運んで来た。
「ありがとう・・・」
柚希はオーダーをしない旨をウェイトレスに伝えた。
「柚希は飲まないの?」
「いらない」
「私も直ぐに飲み終わるから…待っててね」
柚希は私が急いで飲もうとすると制した。
「ゆっくり飲んでて・・・俺は眞彩が飲み終わるまで気長に待つから…」
「うん」
柚希の優しさに触れ、鼓動がドクンと高鳴った。
私はミルクティーを飲みながら柚希を待つ。
柚希がスーツ姿にビジネスバックを持ってカフェに入って来た。
彼は辺りを見回して私の姿を探す。
私は短く手を振り、自分がここだとアピールした。
柚希はフッと笑い、私の座るテーブルに向かって歩いて来た。
「今日の柚希。サラリーマンみたい」
「銀座のダイヤモンドホテルで医師会の集まりあったんだ…今日はその帰り」
「へぇー」
ウェイトレスが水を運んで来た。
「ありがとう・・・」
柚希はオーダーをしない旨をウェイトレスに伝えた。
「柚希は飲まないの?」
「いらない」
「私も直ぐに飲み終わるから…待っててね」
柚希は私が急いで飲もうとすると制した。
「ゆっくり飲んでて・・・俺は眞彩が飲み終わるまで気長に待つから…」
「うん」
柚希の優しさに触れ、鼓動がドクンと高鳴った。