初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
硝子越しに見える東京湾を眺めながら、晃祐さんとピザやサラダ、パスタをシェアして食べた。
「ウエディングケーキ、作れそうですか?」
「やっぱり・・・一ヵ月では満足できるような大きさのケーキは出来ませんね」
シュガーケーキは十九世紀、イギリスのビクトリア女王の時代から始まった特別な日を祝うケーキ。
生クリームのケーキと比べ、日持ちもし、今日は土台となる一番下のケーキを仕上げた。
「・・・そうですね・・・招待客全員に振舞えるだけの大きなケーキは作れませんね」
私がウエディングケーキを手作りするコトは柚希に内緒だった。
披露宴当日のサプライスとして密かに計画していたから。
「それよりも・・・何だか浮かないですね。今日の眞彩さんは・・・柚希様と喧嘩しました?」
「ううん」
私は首を振って晃祐さんに返した。
「ウエディングケーキ、作れそうですか?」
「やっぱり・・・一ヵ月では満足できるような大きさのケーキは出来ませんね」
シュガーケーキは十九世紀、イギリスのビクトリア女王の時代から始まった特別な日を祝うケーキ。
生クリームのケーキと比べ、日持ちもし、今日は土台となる一番下のケーキを仕上げた。
「・・・そうですね・・・招待客全員に振舞えるだけの大きなケーキは作れませんね」
私がウエディングケーキを手作りするコトは柚希に内緒だった。
披露宴当日のサプライスとして密かに計画していたから。
「それよりも・・・何だか浮かないですね。今日の眞彩さんは・・・柚希様と喧嘩しました?」
「ううん」
私は首を振って晃祐さんに返した。