初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
晃祐さんは夕都さんに急かされ、そそくさにディナーを済ませた。
「ゴメンね・・・眞彩さん」
「いえ、いいんです。それよりもご馳走様でした」
ディナーは晃祐さんが奢ってくれたので、店を出てホテルのタクシー乗り場まで歩く途中、もう一度礼を言った。
「いいよ。別に…それよりも一つ訊いていい?」
晃祐さんは足を止めて、急に真剣な瞳で私を見つめた。
「ねぇ、俺の知らない間に夕都と何かあった?眞彩さん」
勘の鋭い晃祐さんは夕都さんと私の間に何かあったんだと感じていた。
「まぁね・・・」
私は相槌を打ち、口を噤んだ。
「夕都にコクられた?」
「え、あ・・・まぁ・・・」
でも、私は柚希のコトスキだったから、彼をフッてしまった。
「そうなんだ・・・」
晃祐さんは後ろ髪を掻き、車道に目を向けた。
「でも、私は柚希のコトがスキだったから・・・夕都さんのキモチには応えられませんでした・・・」
「過ぎたコトでしょ?
気にするコトない。夕都は見た目は真面目そうだけど・・・チャラいから・・・」
「そうなんですか・・・」
「ゴメンね・・・眞彩さん」
「いえ、いいんです。それよりもご馳走様でした」
ディナーは晃祐さんが奢ってくれたので、店を出てホテルのタクシー乗り場まで歩く途中、もう一度礼を言った。
「いいよ。別に…それよりも一つ訊いていい?」
晃祐さんは足を止めて、急に真剣な瞳で私を見つめた。
「ねぇ、俺の知らない間に夕都と何かあった?眞彩さん」
勘の鋭い晃祐さんは夕都さんと私の間に何かあったんだと感じていた。
「まぁね・・・」
私は相槌を打ち、口を噤んだ。
「夕都にコクられた?」
「え、あ・・・まぁ・・・」
でも、私は柚希のコトスキだったから、彼をフッてしまった。
「そうなんだ・・・」
晃祐さんは後ろ髪を掻き、車道に目を向けた。
「でも、私は柚希のコトがスキだったから・・・夕都さんのキモチには応えられませんでした・・・」
「過ぎたコトでしょ?
気にするコトない。夕都は見た目は真面目そうだけど・・・チャラいから・・・」
「そうなんですか・・・」