初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
眞彩side-
部屋に帰宅すると柚希がソファに腰を下ろし、コンビニ弁当を食べながら、缶ビールを飲んでいた。
「遅い帰りだな…何処に行ってた?」
柚希は突っかかるような鋭く強い声で言った。
「『ドラゴンホテル・東京ベイ』よ。サービスのブライダルエステに行ってました。
それよりも、柚希・・・奈那子さんの妹の弥映子さんの容体は安定したの?」
「意識が戻り、今はバイタルも安定してる。医局長に促され、帰って来た。ブライダルエステか・・・晃祐さんには会ったのか?」
私は柚希の隣に恐る恐る腰掛けた。
彼は不機嫌に眉間にシワを寄せていた。
「柚希、怒ってる?」
「お前…ブライダルエステと称して実は晃祐さんと会っているんじゃないのか?」
「!?」
「俺のスマホにお前が晃祐さんとデキてると言う電話があったんだ・・・」
「誰がそんな嘘を!?」
「さあな・・・俺だって信じたくない・・・」
柚希は嘆息し、唐揚げを箸で摘まんで口に運んだ。
「柚希だって…私に奈那子さんの妹の弥映子さんが主治医だって黙っていたじゃない?どうして?」
「眞彩は俺が奈那子さんと不倫しているとでも言いたいの?」
「遅い帰りだな…何処に行ってた?」
柚希は突っかかるような鋭く強い声で言った。
「『ドラゴンホテル・東京ベイ』よ。サービスのブライダルエステに行ってました。
それよりも、柚希・・・奈那子さんの妹の弥映子さんの容体は安定したの?」
「意識が戻り、今はバイタルも安定してる。医局長に促され、帰って来た。ブライダルエステか・・・晃祐さんには会ったのか?」
私は柚希の隣に恐る恐る腰掛けた。
彼は不機嫌に眉間にシワを寄せていた。
「柚希、怒ってる?」
「お前…ブライダルエステと称して実は晃祐さんと会っているんじゃないのか?」
「!?」
「俺のスマホにお前が晃祐さんとデキてると言う電話があったんだ・・・」
「誰がそんな嘘を!?」
「さあな・・・俺だって信じたくない・・・」
柚希は嘆息し、唐揚げを箸で摘まんで口に運んだ。
「柚希だって…私に奈那子さんの妹の弥映子さんが主治医だって黙っていたじゃない?どうして?」
「眞彩は俺が奈那子さんと不倫しているとでも言いたいの?」