初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
(17)結婚式前夜
眞彩side-
晃祐さんは三日で退院し、私達の結婚披露宴の準備も順調に進み、結婚式前夜となった。
私と柚希は晃祐さんに案内され、国賓が宿泊する一泊百万円のエクゼクティブスイートに案内された。
「どうぞ」
入るとヨーロピアンテイストのリビングスペースが目の前に広がった。
「柚希、眞彩ちゃん、結婚おめでとう!!」
私達に向かって皆が一斉にクラッカーを鳴らした。
辺りはクラッカーから飛び出した色とりどりの紙テープが散乱した。
「一体、どう言うコトですか?晃祐さん」
「これは…入院中、お世話になったので、お礼を込めたサプライズパーティです。柚希様、眞彩さん」
「びっくりしたか?柚希さん」
「驚いたよ。ありがとう・・・拓真さん」
「お兄様が楽しみに待ってろと言った意味、ようやく分かりました」
「眞彩、部屋の装飾は俺が担当した。お前の好きな『不思議な国のアリス』をモチーフしたんだ」
「お兄様・・・」
お兄様の言う通り、リビングにはパステルカラーの風船やアリスの世界に出て来そうな小物で装飾されていた。
私と柚希は晃祐さんに案内され、国賓が宿泊する一泊百万円のエクゼクティブスイートに案内された。
「どうぞ」
入るとヨーロピアンテイストのリビングスペースが目の前に広がった。
「柚希、眞彩ちゃん、結婚おめでとう!!」
私達に向かって皆が一斉にクラッカーを鳴らした。
辺りはクラッカーから飛び出した色とりどりの紙テープが散乱した。
「一体、どう言うコトですか?晃祐さん」
「これは…入院中、お世話になったので、お礼を込めたサプライズパーティです。柚希様、眞彩さん」
「びっくりしたか?柚希さん」
「驚いたよ。ありがとう・・・拓真さん」
「お兄様が楽しみに待ってろと言った意味、ようやく分かりました」
「眞彩、部屋の装飾は俺が担当した。お前の好きな『不思議な国のアリス』をモチーフしたんだ」
「お兄様・・・」
お兄様の言う通り、リビングにはパステルカラーの風船やアリスの世界に出て来そうな小物で装飾されていた。