初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「もし・・・そんなチャンスがあれば、俺も行きたいんだ。眞彩。ダメか?」
「柚希・・・」
テレビの報道では外国の内乱や暴動の様子を視聴するけど、心の何処かでは私とは無関係だと思い、関心は薄い。
でも、柚希がそんな大変な国に行くとなると話は別だ。
突然、襲われて人の命を救う処が自分の命を失ってしまう危険性だってある。
「まぁ、眞彩が賛成しても・・・爺ちゃんが反対するかな?」
「柚希・・・」
私だって反対する。
そう柚希には言葉にして言えなかった。
志は立派だけど、明日結婚式を執り行う私には重い話だった。
でも、柚希は話を続けた。
「俺が医者を志したのは彩名の病が関係してるけど、でも、高校時代に訊いた話に感動して、唯の医者では満足できなくなった」
「だから…防衛大医学部に進学したのね・・・」
「そうだよ」
「柚希・・・」
テレビの報道では外国の内乱や暴動の様子を視聴するけど、心の何処かでは私とは無関係だと思い、関心は薄い。
でも、柚希がそんな大変な国に行くとなると話は別だ。
突然、襲われて人の命を救う処が自分の命を失ってしまう危険性だってある。
「まぁ、眞彩が賛成しても・・・爺ちゃんが反対するかな?」
「柚希・・・」
私だって反対する。
そう柚希には言葉にして言えなかった。
志は立派だけど、明日結婚式を執り行う私には重い話だった。
でも、柚希は話を続けた。
「俺が医者を志したのは彩名の病が関係してるけど、でも、高校時代に訊いた話に感動して、唯の医者では満足できなくなった」
「だから…防衛大医学部に進学したのね・・・」
「そうだよ」