初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
(20)妊活
眞彩side-
柚希は日勤で帰宅して、久しぶりに二人で夕食を取った。
元々、相馬家は二世帯住宅。
美苑さんが亡くなったのを機に、お義父さんとお義母さん、柚希が住んでいた住居スペースでの生活を止めて、相馬さんの住居スペースに引っ越した。
今、私達の住んでいる部屋は柚希達が長年暮らしていた住居スペースだった。
「父さんや母さんにもいずれ話をするけど、俺、高木院長の勧めで、専門医の認定試験受けるコトになった」
「何それ?」
「心臓外科医としてのグレードを上げるんだよ」
「へぇー・・・凄いよ。柚希。私に出来るコトがあれば、何でも言って」
「ありがとう。眞彩」
柚希は柔らかな笑みを浮かべた。
「まずは何するの?」
「そうだな…まずは論文を書く」
「論文?」
「学会に提出するんだ。申請資格に得るにも色々と条件があって、大変なんだ」
「そうなんだ・・・柚希なら大丈夫だよ」
柚希は弥映子ちゃんの命を救ったのだから・・・
元々、相馬家は二世帯住宅。
美苑さんが亡くなったのを機に、お義父さんとお義母さん、柚希が住んでいた住居スペースでの生活を止めて、相馬さんの住居スペースに引っ越した。
今、私達の住んでいる部屋は柚希達が長年暮らしていた住居スペースだった。
「父さんや母さんにもいずれ話をするけど、俺、高木院長の勧めで、専門医の認定試験受けるコトになった」
「何それ?」
「心臓外科医としてのグレードを上げるんだよ」
「へぇー・・・凄いよ。柚希。私に出来るコトがあれば、何でも言って」
「ありがとう。眞彩」
柚希は柔らかな笑みを浮かべた。
「まずは何するの?」
「そうだな…まずは論文を書く」
「論文?」
「学会に提出するんだ。申請資格に得るにも色々と条件があって、大変なんだ」
「そうなんだ・・・柚希なら大丈夫だよ」
柚希は弥映子ちゃんの命を救ったのだから・・・