初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「晃祐さん、ありがとう・・・」
「いえ・・・」

「当ホテルの医務室に案内致します・・・」
晃祐さんは私達二人を医務室に案内してくれた。

「何の!?病気かしらね・・・柚希に電話しないと・・・」

「早祐さん・・・あの・・・」

晃祐さんは頬を染めながら言った。

「多分、眞彩さんは病気ではなく・・・柚希様の赤ちゃんがデキてるかと・・・」

「えっ!?」

私も晃祐さんの言葉に仰天した。

「その気分の悪さは悪阻かと思います・・・」

「悪阻?あ・・・」

「・・・以前にも眞彩さんのような症状の女性を介抱したコトがあって・・・」

「眞彩さん・・・」

「お義母さん・・・」

私とお義母さんは手を取り合った。

「柚希の元に行きましょう・・・」



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