初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「こんな所で再会出来るなんて…嬉しいよ」
「俺もです」
紡さんは防衛隊空軍の戦闘機のエースパイロット。
元総理のご子息が防衛隊に入隊されたのは紡さんが初めて。
「父上達が待ってると思う。急ごうか?眞彩さん」
「あ・・・はい」
「じゃあな。柚希…今度また一緒に飲もう」
「紡さんの今度はいつですか?」
「そうだな・・・時間があれば今夜にでも会おう」
「また、急ですね・・・」
「お前に話があるんだ・・・じゃ行こうか?眞彩さん」
「はい」
私は紡さんに促され、椅子から立ち上がった。
濃紺の防衛隊の制服はホテルのロビーでは目立った。すれ違う人達皆が振り返る。
観光で来た外人からは感嘆の声が上がった。
スラッとした長身に精悍な整った顔の紡さん。
彼の容姿、人を惹きつける強い引力を持つオーラ…全てにおいて周囲の人達を圧倒していた。
彼が見合い相手なのは光栄だけど。
私は柚希しか考えられないーーー・・・
「俺もです」
紡さんは防衛隊空軍の戦闘機のエースパイロット。
元総理のご子息が防衛隊に入隊されたのは紡さんが初めて。
「父上達が待ってると思う。急ごうか?眞彩さん」
「あ・・・はい」
「じゃあな。柚希…今度また一緒に飲もう」
「紡さんの今度はいつですか?」
「そうだな・・・時間があれば今夜にでも会おう」
「また、急ですね・・・」
「お前に話があるんだ・・・じゃ行こうか?眞彩さん」
「はい」
私は紡さんに促され、椅子から立ち上がった。
濃紺の防衛隊の制服はホテルのロビーでは目立った。すれ違う人達皆が振り返る。
観光で来た外人からは感嘆の声が上がった。
スラッとした長身に精悍な整った顔の紡さん。
彼の容姿、人を惹きつける強い引力を持つオーラ…全てにおいて周囲の人達を圧倒していた。
彼が見合い相手なのは光栄だけど。
私は柚希しか考えられないーーー・・・