初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
柚希side-
爺ちゃんのカテーテル検査の結果が出た。
心房細動以外にも狭心症、心尖部肥大型心筋症を患っているコトが判明、検査を重ね、経過観察と言うコトで無事に退院した。
久しぶりに家族四人が揃い、夕食を取った。
「秘書の眞彩さん…紡君と見合いしたんだろ?」
「ん、あ…まぁな」
「二人の縁談は上手くいったの?」
爺ちゃんが父さんに問いかけた。
「紡君がその場で断ったと訊きました・・・」
「そうか・・・眞彩さんでもダメだったか・・・柚希お前にチャンス到来だ」
「何が?」
「何って眞彩さんだ・・・」
「彼女には好きな人居るって爺ちゃんも訊いただろ??」
「それはそうなんだが・・・」
「柚希…眞彩さんはいい子よ」
「そうだぞ。眞彩さんはいいぞ・・・」
「尚貴お前が言うと・・・何だか下心が見える。まさか・・・眞彩さんをお前の秘書に据えたのは手を出そうと思ってのコトか?」
「義父さんは何年経っても、俺のコトをそんな風にしか見てくれないんですね・・・」
心房細動以外にも狭心症、心尖部肥大型心筋症を患っているコトが判明、検査を重ね、経過観察と言うコトで無事に退院した。
久しぶりに家族四人が揃い、夕食を取った。
「秘書の眞彩さん…紡君と見合いしたんだろ?」
「ん、あ…まぁな」
「二人の縁談は上手くいったの?」
爺ちゃんが父さんに問いかけた。
「紡君がその場で断ったと訊きました・・・」
「そうか・・・眞彩さんでもダメだったか・・・柚希お前にチャンス到来だ」
「何が?」
「何って眞彩さんだ・・・」
「彼女には好きな人居るって爺ちゃんも訊いただろ??」
「それはそうなんだが・・・」
「柚希…眞彩さんはいい子よ」
「そうだぞ。眞彩さんはいいぞ・・・」
「尚貴お前が言うと・・・何だか下心が見える。まさか・・・眞彩さんをお前の秘書に据えたのは手を出そうと思ってのコトか?」
「義父さんは何年経っても、俺のコトをそんな風にしか見てくれないんですね・・・」