初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
忘れかけた欲望の導火線に火が点く。
何度も叩きつけるように互いの肌がぶつかり合う。

息を荒くして、ひたすら私を求める柚希が愛しい。
激しい行為の後は薄明りの中で静かにピロートーク。

「眞彩は貪欲だね・・・」

「そう?私はHがスキなの」

本当はこんな恥ずかしい台詞言いたくないけど、柚希が言わせるんだ。

私達を繋ぐのはカラダとカラダ。それ以外には何もない。

「・・・」

柚希が私の肩を抱いて、自分の方に引き寄せた。
顔は中性的。見た目はスラリとした細身の体型だけど、脱ぐと適度な筋肉に包まったマッチョな感じ。

私は柚希の厚い胸に頬を寄せて、彼の鼓動音を訊きながら目を瞑った。

今は私だけの柚希ーーー・・・


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