初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「本当はセフレなんて一人も居なかった・・・」

「・・・」

「セフレが居る割に…男慣れしてないし、Hも下手クソ」

「それは・・・」

やっぱり、柚希に私の嘘は見透かされていた。その気恥しさで顔が真っ赤になる。

「柚希が・・・」

柚希は私の肩に手を掛けて、自分の胸板に抱き寄せた。

彼の鼓動が鼓膜に優しく響く。

「悪かった」

柚希が低い声で囁いた。

「私…柚希がスキ…ずっとスキだった」

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