初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
「家族だけなら、親父が酔っても、絡まれない限り放置してるのにな」
お兄様はポツリと呟いた。
「柚希は優しいから・・・」
「眞彩、柚希君一人に任せず、見て来て」
「うん」
私も柚希が心配なので立ち上がって隣のリビングに足を運んだ。
「入るね」
「眞彩か・・・丁度いい。桐生社長寝ちゃったから・・・何かカラダに掛ける物持って来て」
「分かったわ。すぐにメイドに持って来させるわ」
お父様は酔って柚希に絡んだ上、そのままソファに転がり眠ってしまった。
娘の私から見れば何たる失態だった・・・
「ゴメンね。柚希」
「別にいいよ。
よっぽど嬉しかったんだね・・・眞彩は皆に大切されてる」
「えっ?」
「俺はそんな眞彩を傷つけていた。
ゴメン、眞彩」
「柚希・・・」
「これからは大切するからね・・・」
柚希は私を抱き寄せ、申し訳なさそうに見つめ、キスを落とす。
セフレでは味わえなかった甘いキスが角度を変えて何度も降り注ぐ。
カラダの奥が妙に火照り、劣情の火種が燻り始める。
「これ以上はダメ・・・」
「何?俺が欲しくなった?」
キスを止め、至近で見る彼の瞳にも妖艶の光が宿る。
「お父様が起きたら、どうするの?」
「桐生社長が居たんだ。忘れてた・・・」
柚希はワザと惚ける。
「柚希…わかってるクセに・・・」
「今夜は眞彩の部屋で甘い夜を過ごそうね・・・」
「え、あ・・・うん」
堪えられない私も彼の誘いに頷いた。
お兄様はポツリと呟いた。
「柚希は優しいから・・・」
「眞彩、柚希君一人に任せず、見て来て」
「うん」
私も柚希が心配なので立ち上がって隣のリビングに足を運んだ。
「入るね」
「眞彩か・・・丁度いい。桐生社長寝ちゃったから・・・何かカラダに掛ける物持って来て」
「分かったわ。すぐにメイドに持って来させるわ」
お父様は酔って柚希に絡んだ上、そのままソファに転がり眠ってしまった。
娘の私から見れば何たる失態だった・・・
「ゴメンね。柚希」
「別にいいよ。
よっぽど嬉しかったんだね・・・眞彩は皆に大切されてる」
「えっ?」
「俺はそんな眞彩を傷つけていた。
ゴメン、眞彩」
「柚希・・・」
「これからは大切するからね・・・」
柚希は私を抱き寄せ、申し訳なさそうに見つめ、キスを落とす。
セフレでは味わえなかった甘いキスが角度を変えて何度も降り注ぐ。
カラダの奥が妙に火照り、劣情の火種が燻り始める。
「これ以上はダメ・・・」
「何?俺が欲しくなった?」
キスを止め、至近で見る彼の瞳にも妖艶の光が宿る。
「お父様が起きたら、どうするの?」
「桐生社長が居たんだ。忘れてた・・・」
柚希はワザと惚ける。
「柚希…わかってるクセに・・・」
「今夜は眞彩の部屋で甘い夜を過ごそうね・・・」
「え、あ・・・うん」
堪えられない私も彼の誘いに頷いた。