光の少女Ⅴ【決戦編】
第2章 接触
1
「ったぁ・・・」
地に叩きつけられ、花音はゆっくり起き上がると辺りを見回す。
そこに先程合流したばかりの三人の姿はない。
(ま、また一人・・・?)
そう思いながら、改めて辺りを見回す。
辺りには霧が立ち込めていて視界が悪く、何だか空気も重い。
それでも誰かいないかと花音は、警戒しながら歩き出す。
そして少し歩いたところで、不意に誰かに腕を掴まれた。
「やっ・・・!」
反射的にその手を払い、両手に力を込める。
「待てっ、俺だ!」
両手の光球を放とうとした所で、聞こえてきた声に力を四散させる。
「封魔さん?」
「ああ」
さっきは咄嗟に攻撃しようとしてしまったが、相手をよく見れば、確かに封魔だった。
「ったぁ・・・」
地に叩きつけられ、花音はゆっくり起き上がると辺りを見回す。
そこに先程合流したばかりの三人の姿はない。
(ま、また一人・・・?)
そう思いながら、改めて辺りを見回す。
辺りには霧が立ち込めていて視界が悪く、何だか空気も重い。
それでも誰かいないかと花音は、警戒しながら歩き出す。
そして少し歩いたところで、不意に誰かに腕を掴まれた。
「やっ・・・!」
反射的にその手を払い、両手に力を込める。
「待てっ、俺だ!」
両手の光球を放とうとした所で、聞こえてきた声に力を四散させる。
「封魔さん?」
「ああ」
さっきは咄嗟に攻撃しようとしてしまったが、相手をよく見れば、確かに封魔だった。