光の少女Ⅴ【決戦編】
警戒する様子のない風夜に、花音も視線を向けると、そこには下の階で別れてきた風牙と封魔の姿が見えてきた。
「風牙!封魔さん!よかった!」
多少の傷を負ってはいるものの、元気そうな二人の姿に花音も表情を明るくする。
「そっちも終わったのか?」
「ああ。少しだけ手こずったけどな」
「っていうか、お前達は何をしていたんだよ?」
辺りを見回して、風牙が聞いてくる。
「見ての通りだ。数ばかり多くてな。時間が掛かった」
答えながら、風夜は肩を竦める。
「神蘭と聖羅様は?」
「二人は先に行ったよ。私達も今、追い掛けようとしてたの」
「そうか」
封魔が呟いた時、上の階から爆発音が聞こえてきた。
「今の!?」
「ああ、急ぐぞ!」
言った風夜に頷き、花音達は走り出した。
「風牙!封魔さん!よかった!」
多少の傷を負ってはいるものの、元気そうな二人の姿に花音も表情を明るくする。
「そっちも終わったのか?」
「ああ。少しだけ手こずったけどな」
「っていうか、お前達は何をしていたんだよ?」
辺りを見回して、風牙が聞いてくる。
「見ての通りだ。数ばかり多くてな。時間が掛かった」
答えながら、風夜は肩を竦める。
「神蘭と聖羅様は?」
「二人は先に行ったよ。私達も今、追い掛けようとしてたの」
「そうか」
封魔が呟いた時、上の階から爆発音が聞こえてきた。
「今の!?」
「ああ、急ぐぞ!」
言った風夜に頷き、花音達は走り出した。