光の少女Ⅴ【決戦編】
「・・・・・・そろそろ行くぞ」
「そうだな。あまり此処にいたら、俺も叱られる」
風夜が十分に距離をとったところで、刹那が能力を発動させる。
「・・・・・・元気でな」
「うん!・・・・・・風夜も、今までありがとう。本当にありがとう!」
刹那の力が発動し、移動の為に周りの景色が霞み始める中、風夜を見たまた花音はそう叫んだ。
そして彼の姿が見えなくなった次の瞬間には、神界についたのだろう、神聖な雰囲気に包まれた場所にいた。