光の少女Ⅴ【決戦編】
神蘭達四人のあとについていくと、花音達が来ていた少年の墓に比べて立派な石碑が建っている場所へと来た。
「ここは?」
何故か少し雰囲気が違う気がして、花音は神蘭を見る。
「・・・・・・私達の一代前の闘神達が眠っている場所だ。彼等は私達の師でもあったから、報告くらいはしておかないとな」
「そういえば、前に一代前の人達は生きてるか死んでるかわからないって言ってましたよね?でも」
神蘭に返しながら、再び石碑を見る。
墓があるということは『死』を認めたということではないのだろうか。
そう思っている花音に気付いたらしい鈴麗が苦笑した。
「私達はまだ納得出来ていない部分もあるんだけど、軍としては亡くなったことになってるのよ。気持ちの整理をつける為にもって総長達がね」
「まぁ、その二人の息子であり、一代前の闘神達とも仲間だった封魔は一度もここに来たことないし、その時のことも話そうとはしないけどな」
「・・・・・・」
付け加えるように言った白夜に、花音は少し考え込む。
黒姫を倒し全てが終わった筈なのに、何故かもっと得体の知れない何かが動いているような気がした。
「ここは?」
何故か少し雰囲気が違う気がして、花音は神蘭を見る。
「・・・・・・私達の一代前の闘神達が眠っている場所だ。彼等は私達の師でもあったから、報告くらいはしておかないとな」
「そういえば、前に一代前の人達は生きてるか死んでるかわからないって言ってましたよね?でも」
神蘭に返しながら、再び石碑を見る。
墓があるということは『死』を認めたということではないのだろうか。
そう思っている花音に気付いたらしい鈴麗が苦笑した。
「私達はまだ納得出来ていない部分もあるんだけど、軍としては亡くなったことになってるのよ。気持ちの整理をつける為にもって総長達がね」
「まぁ、その二人の息子であり、一代前の闘神達とも仲間だった封魔は一度もここに来たことないし、その時のことも話そうとはしないけどな」
「・・・・・・」
付け加えるように言った白夜に、花音は少し考え込む。
黒姫を倒し全てが終わった筈なのに、何故かもっと得体の知れない何かが動いているような気がした。