光の少女Ⅴ【決戦編】


「さぁ、ここだ」


そう言い、雷牙が扉を開けると、中にいた蒼牙、紅牙、黄牙、朔耶の姿が見えた。


「あ、やっと戻ってきたー」

「待ちくたびれたぞ」


言いながら、紅牙と蒼牙が駆け寄ってくる。


「あはは、ごめんね。遅くなって。雷牙君もありがとう」

「いや、黄牙と朔耶には手伝ってもらったりもしたからな。俺の方も助かった」


そう言って、雷牙は笑う。

そして、花音達は夜になっていたこともあり、雷の城に一晩泊まってから光の街に戻ることにした。
< 79 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop