いきなりプロポーズ!?
達哉はまた触れるだけの優しいキスをする。だめ……こんなキス。勘違いしてしまう。
「や、達哉」
「まだダメ。逃げるなよ」
「だって……ん!」
私の顎を離れた指は首、肩を伝って背中に回った。その間も甘いキスはまだ続いていて、それに誘われるように私は目を閉じた。皆に見られて恥ずかしいのに止められない。背中に回ったはずの手が再び上に向かい、その手は後頭部に届くと止まった。ぐいと押さえつけられて身動きが取れなくなる。そうして私を羽交い絞めにしたうえで、達哉はもう片方の手で私の顎をぐいぐいと下げた。開いた唇から何かが侵入してきた。
「★※@%$●○!!」
次の瞬間、訪れた刺激。熱いキス、大人のキス。まわりの視線にも構わず、達哉はディープキスをしてきた。達哉の舌が私の舌に絡む。熱い。溶ける。もうだめ、腰が抜けてしまう。立っていられない。思わず達哉の胸にあてていた手で達哉の服をつかもうとした。でもジャケットはつるつるしてつかめなくて、仕方なく私は達哉にしがみつこうとして手を達哉の首に回した。でも達哉の肩は高くてごつくて、届かなくて。背伸びをしてようやく自分の指がつながった。そんな無理な格好だから、はからずとも背を逸らした姿勢で、その背中を達哉の大きな手はぎゅうっと抱きしめて支える。より密着した、体も唇も。
「や、達哉」
「まだダメ。逃げるなよ」
「だって……ん!」
私の顎を離れた指は首、肩を伝って背中に回った。その間も甘いキスはまだ続いていて、それに誘われるように私は目を閉じた。皆に見られて恥ずかしいのに止められない。背中に回ったはずの手が再び上に向かい、その手は後頭部に届くと止まった。ぐいと押さえつけられて身動きが取れなくなる。そうして私を羽交い絞めにしたうえで、達哉はもう片方の手で私の顎をぐいぐいと下げた。開いた唇から何かが侵入してきた。
「★※@%$●○!!」
次の瞬間、訪れた刺激。熱いキス、大人のキス。まわりの視線にも構わず、達哉はディープキスをしてきた。達哉の舌が私の舌に絡む。熱い。溶ける。もうだめ、腰が抜けてしまう。立っていられない。思わず達哉の胸にあてていた手で達哉の服をつかもうとした。でもジャケットはつるつるしてつかめなくて、仕方なく私は達哉にしがみつこうとして手を達哉の首に回した。でも達哉の肩は高くてごつくて、届かなくて。背伸びをしてようやく自分の指がつながった。そんな無理な格好だから、はからずとも背を逸らした姿勢で、その背中を達哉の大きな手はぎゅうっと抱きしめて支える。より密着した、体も唇も。