SWEET LOVE*実話*
あたしの頭の中に、ふと岩瀬の顔が浮かんだ。




意地悪そうな顔、そして無邪気な笑顔…。








!?…あたしってば今、新といるのに…アイツの事考えちゃうなんて……。








………あたし最低だよ……。







彼氏といるのに他の男の事を考えている。








別にあんなヤツ好きじゃないけど…。







何で……?






あたし最低……。










「実玲。」





その時、急に新に呼ばれた。






あたし……完全に自分の世界に入ってたや…。。






「…ん?」




と言ったと同時に新の片手が近づいてくる。







!?!?






反射的に目をつぶる。









「…付け睫、とれかかってる。」






「…え?」






どうやら付け睫がとれかかっていたようだ。







新がなおしてくれた。





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