SWEET LOVE*実話*
あたしが受けた印象は…






かっこいい―…。



「ね♪新大人っぽくなったでしょ?」




隣から杏樹の声がする。




「うん…まあちょっとは…。」





そんな曖昧な返事をしながら新を見つめていたら目が合ってしまった――。









―ドキッ…。




心臓が大きな音を立てた。





この音が杏樹や琴音に聞こえてしまいそうで怖い。。。







とっさに、あたしはこの場所から逃げたくなった。





「ごめん。トイレ行ってくる。」






杏樹達にそう伝えてあたしは教室から逃げ出した―…。
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