SWEET LOVE*実話*
ガムテープを小さく切って、ゆっくり岩瀬に近付く柚依。



あたしは、後ろから見守っていた。




そして柚依が岩瀬の右肩にガムテープを張ろうとした瞬間気配を感じたのか、岩瀬が後ろを振り向いた。




「は!?何やってんだよ!!」



岩瀬がビックリしたように言う。



柚依は笑いながら




「ごめんなさい!!」



と言った。





そして柚依は教室からダッシュ出て言った。





岩瀬は口をポカンと開けている。




でもすぐに、また友達とお喋りを再開した。





あたしは柚依を追いかけるために教室から出た。
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