SWEET LOVE*実話*
「ふうー。」





息をはきながら、ベッドに寝転がった。





ぼんやり天井を眺める。





(今日はなんだか色々な事があったな…。)





天井から目を離し、自分の隣にあった鞄を見つめる。



チャックが開けっ放しだったから、中に入っていた鏡と携帯が半分外に出ていた。




(あ。皆にメール返さなきゃ…。)




そう思って目の前にあった携帯を開く。




……。





岩瀬のメールに目が止まる。



内容は…



――――――――――
俺、決めたよ。
――――――――――




(何が…?)




内心そうおもいつつ、




――――――――――
何を決めたの?
――――――――――




と送った。



< 85 / 112 >

この作品をシェア

pagetop