もう一度・・あなたと

今日は····

透と南ちゃんの結婚式

透の両親に挨拶して
私は、南ちゃんのとこへ

「わぁっ····南ちゃん、綺麗!!
最高のお嫁さんだよ。」

「怜音、お帰り
わざわざ、ありがとう。
帰ってきてくれて、嬉しい。」
と、私達は抱き合いながら
涙を流した。

本当に、二人ならではの温かくて
よい結婚式だった。

二次会にも呼ばれていたから出席した。
大学時代の友達が、何人か来ていた
透と同じ病院に勤めたらしい。

「怜音っ、玲音だ。
お久しぶり!
元気だった?
卒業の式典に居なくて
心配してたんだよ。」

と、各々に······
酒が、入ってくると

透と南ちゃんの当時の武勇伝を聞かされた。
ほんと····二人らしい。

相当、飛鳥と智和は責められたんだ。

「あの日から、
あの二人と
交流ある人なんか
いないんじゃない。」
と、言われて気にしていると

「怜音が、気にすることないよ
否定もいいわけもしない。
助けも求めなかったのは、
あの二人だよ。

自業自得でしょ。

二人で、いるところを見た人も
沢山いるから、
二人で助け合っているんじゃない。」
と、言われたから

良かった、やはり二人は
一緒なんだ。

自分は、間違ってなかったと思った
でも、
「もう、過去の事だから、
合ったときは、話してあげてよ。」
と、言うと

「怜音は、相変わらず、お人好しだね。」
と、みんなに笑われた。
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