もう一度・・あなたと
気持ちの行方
智和のDVを見守りながら‥‥‥
俺達も三年生となった。
そんなある日の夜中
俺の携帯がなった。
見ると、智和で
「○○総合病院に、運ばれちゃった。
迎えを御願いしても、いいかな?」
と、言われた。
「直ぐに行く。」
と、俺は返事して家をでた。
病院につき、処置室に入ると
顔は、殴られて腫れ上がり、
腕もアザだらけ
お腹も蹴られて、痛むらしい。
思わず、智和を抱き締めて
「大丈夫か?俺が、守るから
側にいるから。」
と、言った。
智和は、
「ごめんね。
飛鳥、ありがとう。」
と、震えながら、
涙を流していた。
俺は、
智和を守りたい。
この時は、それしか考えてなかった。
病院からの通報もあり
智和の彼は、警察に逮捕された。
俺は、智和を自分の家に
連れて帰り看病した。
「打撲から熱が出る」
と、先生にも言われていたので。
智和の熱は、一週間引かなくて
俺も智和も、大学を休まないと行けない。
俺は、怜音に連絡して
休む事を伝えてもらった。